【店長コラム】創戯旅団 第24夜 タイブレーク/ナイター
【店長コラム】創戯旅団 第24夜 タイブレーク/ナイター
※2024年10月26日8時42分

今回バレてしまった感も強いですが、私の野球狂も大概です。中日ドラゴンズの話しだけでここまでの広がりを見せてしまうとは。特に私は監督の手腕に惚れ込んでしまうので、星野監督と落合監督の話しばかりでしたね。この2人の監督だけで、都合19年も強い中日を見せてくれたのだから、ファンとしては感謝しないと駄目ですね。そんなにも長い期間、他のチームに恐れられる強豪チームだったなんて、暗黒期と言われる今の最弱な中日しか知らないファンには信じられないでしょう。今回のコラムが野球回の締めくくり。その後のドラゴンズ話しと今年の夏の高校野球なんかを熱く語りたいと考えています。それでは、最初の箸休めシリーズとなった野球回の最終回に突入しましょうか。

★ 続とにかく弱い中日ドラゴンズ ★

落合博満が監督を辞めてからの中日は真っ逆さまに転落していきます。当然ですよね。中日初のセリーグ連覇に導いた年に監督を解任してしまう頭のかなり弱い球団です。あの時優勝した試合で落合が社長の握手を拒否していましたよね。当然だと思います。相当頭にきたのだと思いますよ。握手を拒否されても社長は薄ら笑いを浮かべていました。どこに優勝監督を解任する馬鹿な球団があるのでしょう。あの社長の薄ら笑いを見た時に、これからこのチームはどこまでもどれだけでも弱くなってしまうなと思わされてしまいましたね。あの監督解任劇には選手達も頭にきたそうです。森繁和ヘッドコーチを中心に、最後に監督を優勝させるんだと一致団結したそうですよ。後に落合博満はヤクルトとの首位攻防戦でホームにヘッドスライディングした荒木雅彦の事を涙ぐみながら、あいつあの時空飛んでたよな、あれ怪我するからやるなよと俺は釘刺してたんだぜと嬉しそうに話していました。泣ける逸話ですよ。逆に次の監督の高木守道には怒りを覚えました。あんな監督就任の話しはそこにどんな理由があろうと怒りながら断れよと本気で思いました。野球人ならば、優勝監督の解任には怒れよ認めるなよと思いませんか?さらに、その次の谷繁監督も可哀想でしたよね。谷繁元信はとても真面目な男だけに勿体無い起用だと感じます。森繁和を先に監督にして、その下で谷繁にコーチングや人身掌握術を学ばせたほうが良かったと思います。森繁和監督も同様に厳しい中で監督をやっていたイメージが強いですね。谷繁監督も森監督も落合監督が集めた人達とチームを作っていた頃の力を発揮出来ない悔しい監督時代だったでしょうね。森監督の後を引き継いだ与田剛監督は投手の整備をきっちりした監督でした。現役時代に怪我で苦しんだ投手が指導者になってから良い指導者になる例は多いのでしょうが与田監督もそんなタイプの人だと思います。しかし、勝負師になれる監督ではありませんでしたね。Aクラス入りは3年間で僅かに1度の苦しい結果に終わりました。その次に監督になったのが、注目度の高い立浪和義です。しかし、実のところ立浪に監督は無理だと思ってはいました。立浪は微妙に選手時代から野球を知らない人でした。選手時代はミスタードラゴンズと呼ばれてはいましたが、2塁打をやたら打った人以外に、私の中で活躍した記憶はありません。野球好きには意外と知られているあの有名な巨人との10.8決戦でファーストにヘッスラして肩だか腰だかを痛め選手生命を縮めたのは知ってますよ。一塁にヘッスラは野球脳がある選手であれば怪我のリスクを考えてしないでしょう。当時監督だった高木守道も同罪です。そんなプレイを許すなよと当時思いました。立浪には、その後のシーズンも活躍して貰わないといけないのだから、きっちりとマネジメントしてやれとファン目線でも思ってました。立浪政権で片岡篤史を組閣メンバーに入れたのも大失敗です。片岡は口だけだからです。阪神のコーチ時代にポンコツコーチの烙印を押されていましたよね。しかし、高校時代からの親友だからと中日OBでも無いのに外部から招聘してしまったのでしょう。立浪政権時代は京田選手に対する闘う顔をしていない発言、令和の米騒動など馬鹿にされるネタの多い監督となってしまいました。結局、中日初の3年連続最下位の不名誉な記録を作って辞任しました。根尾昂、石川昴也、ブライト健太、鵜飼航丞などのポテンシャルの高い錚々たるメンバーを誰一人育てられていないのだから、やはりポンコツ指導者でしょう。その間に日本ハムにトレードになった郡司裕也、アリエル・マルティネスの両捕手を新庄剛志監督はきっちりと大砲として覚醒させポジションも捕手以外をさせたりと使いこなしているのを見ると、指導者としての才能の差を見せつけられている気がしました。それにしても新庄剛志が監督としての才能を持っているのは中日ファンは知っていた方も多いのではないでしょうか。日本シリーズで新庄剛志1人にやられた記憶がありましたからね。次の年は新庄剛志の居ない日本ハムと闘い完勝しているだけに、本当に新庄の凄さを思い知らされました。さて中日ファンとしては来年からの井上一樹政権には期待しています。中日の青ゴジラが監督として羽ばたいてくれる事を祈っております。組閣の発表はこの時点ではまだなのですが、阪神指導者時代の盟友矢野燿大阪神元監督や平成の三冠王松中信彦あたりが呼ばれるのではと噂されてますね。もうそろそろ優勝して喜ぶ選手の姿を見たいですからね。しかし、長い間ファンをやっているとどんなに弱くても頑張れと支えたくなりますね。親心みたいな不思議な感情が湧いてきます。逆に、ああそうかと自分の事で教訓になる事まであります。あの勢いに乗っている時のキャストさん達の団結力や自信のある顔立ちや立ち振る舞いを、これからの若い世代のキャストさんに味わわせてあげたいと真に思います。それを実現していく努力を私自身もする様に頑張らないとです。勢いのある楽しいお店になる事は、お客様が一番望んでいるのですから、従業員一同が一丸となって努力せねばならないですね。実現は、言葉にするより遥かに難しいですけれど七転び八起きになろうとも頑張ります。

★ タイブレーク/ナイター ★

今年は6月の中旬に糖尿病からくる足病変の悪化により倒れ、救急車で緊急搬送されて以降は今まで、ずっと病院に入院しています。長期入院していると診察と処置、食事、リハビリの時間以外は自由時間になります。自由時間と言っても所詮はベッドの上での話しですから、やれる事は限られてきます。足病変と言っても足を切断してしまえば、後は回復して元気になっていきます。そこから、切断箇所の縫合部が綺麗になり義足を作るのと同時に、義足を履いてスムーズに生活が出来る様に体力をつけないといけません。結果として入院期間は元気でも長くなります。なので、空き時間はあるのですよ。その時間を使って第三期営業用の受付等のシステム変更や営業スタンスの微調整等、ポータルサイト内にあるお店ページの膨大な作り込みを取り急ぎ行いました。その後も流れに応じて、営業形態を随時ブラッシュアップしながら今に至るのです。空き時間を利用してホームページをせっせと書き換える以外の時間は暇なので、高校野球やパリオリンピックを堪能しました。サイトのバーチャル高校野球が地方予選から楽しめる様になっています。時代は進化しましたね。主要都市であれば予選1回戦から見れる様になったのです。私も母校の試合を見ましたよ。1回戦でフルボッコ喰らって負けてましたけどね。投手が普通に投げると打たれるから、一塁に牽制球を投げる時だけ安心して見てられました。そんな試合でしたが、また来年も頑張れよとほっこりしましたね。まあ、ずっと高校野球を見てましたから、いろんな地方の熱戦を見れました。早稲田実業高の地方予選なんかノーガードの殴り合い感があって半端なく面白かったですよ。國學院久我山高戦の14対13とか西東京決勝戦の日大三高戦は10対9の大味で雑な試合でもありましたが、本当にドキドキして楽しい試合でした。我らの神奈川県ですと準決勝は面白かったですね。武相高と向上高が名門の横浜高と東海大相模高に挑んでいて、しかもどちらの試合もシーソーゲームの熱戦。結果、どちらも名門に最後は力負けしてしまいましたが最高に面白かったです。千葉県大会の決勝戦も見応えありました。まるで去年の神奈川県大会決勝の横浜高対慶応高を彷彿させる誤審騒ぎ。去年の神奈川大会決勝にいたっては誤審騒ぎのあった9回に、慶応高校が息を吹き返し逆転スリーランホームランが飛び出し起死回生の逆転勝利。そのまま甲子園でも優勝してしまい、神風が吹いたと言われていました。今年の千葉県決勝でもタイブレークに入る熱戦だつたのですが、市立船橋高のサードランナーが守備妨害を取られアウト。チャンスを逃した後の回に投手が一塁へ悪送球してしまい木更津総合高に負けてしまう出来事がありました。胸が熱くなったのが市立船橋高の誤審騒ぎ中の立ち振る舞い。抗議は粘っていましたが、最後は引き下がり相手に帽子を取って深々と一礼する。あそこまで監督が粘って抗議してあげないと選手が救われ無い事を監督も知っていたのでしょうね。心の優しい良い監督で感動しましたよ。そんな熱戦は甲子園大会本戦に入っても繰り広げられます。春の準優勝高の兵庫代表報徳学園高が1回戦で島根代表大社高に負ける大番狂わせが起きたり、春の覇者群馬代表健大高崎高も1回戦はレフトへの大飛球から2塁ランナーが一気にタッチアップでホームまで帰った虎の子の1点を守り勝ちしましたが、やはり2回戦で奈良代表智弁学園高に1点差で競り負けてしまいます。智弁学園高の1回戦、岐阜城北高戦は面白い試合でしたよ。今年の夏は暑さ対策で大会2日目か3日目まで第3試合を午後4時からテストで行っていたのですが、その試合はナイターになり、しかもタイブレークの延長戦に突入。すると岐阜城北高の投手がファーストに悪送球をしてしまい3点を献上。これで決まったかと思われた裏の回に、まさかの智弁学園高の投手も悪送球から3点を献上。こんな事ある?と思っていたら次の回に岐阜城北高の投手がまた悪送球で3点を献上。流石にこれが決勝点になったのですが凄い試合を見せてくれました。他の日には夜の9時30分頃まで試合をやってたりしました。面白かったといえば早稲田実業高対大社高の3回戦も凄かったですね。タイブレークに突入して大社高の攻撃で3塁にランナーが進むと早稲田実業高はレフトを交代。スクイズを警戒してサードの前にレフトを守らせる変則シフトを引くと、そのレフトの前に本当に球が飛びピンチを凌ぐ奇跡を起こしていました。しかし、次の回には早実が力尽きてしまう劇的な幕切れの試合でしたね。今年は飛ばない金属バットを使用していたので、ホームランが出にくく、外野の間を抜ける長打も少なかったですね。さらにタイブレークでの送りバント、進塁、スクイズ、犠牲フライに一喜一憂したり、ナイターになる試合なんかもあり白熱した展開の連続でした。神奈川はベスト8で東海大相模高が東東京の関東一高に1点差で負けてましたね。そしてベスト4が出揃い。京都国際高(京都)、関東一高(東東京)、神村学園高(鹿児島)、青森山田高(青森)の何処が勝っても初優勝の熱い闘いでした。準決勝2試合、決勝と全てが1点差の好ゲームばかりでしたね。勝ったのは京都国際高。一番安定していて総合力の高いチームでした。本当に夏の甲子園は熱戦続きで半端無く面白かったですよ。高校球児の皆さん、熱い夏をありがとう。そして昨日から日米で日本シリーズとワールドシリーズが開幕。まずは大谷のドジャースとソフトバンクが勝ちましたね。フリーマンのサヨナラ満塁ホームランにシビれました。この先どうなることやら、今から胸がドキワクです。では、また次回。

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