僕は明日死んでもいい。君を知らずに100年生きるくらいなら。
ディズニープリンセス映画 ポカホンタスに出てくる名台詞です。
ポカホンタスはディズニープリンセスの中ではだいぶ影が薄いですが、
最近気になったので視聴しました
私は夢物語のディズニー映画を好まないのですが、
背景が17世紀初頭のアメリカの先住民族を殺しまくったイギリスの歴史ということもあり、
その暗黒歴史をディズニーがどう描くのか見てみたかったのです
先住民族のヒロインのポカホンタスとその相手のイギリス人ジョンのキスシーンは結構ドキドキしました
真実の愛とか永遠の誓いとか私は微塵も信じてませんが、
それでも2人のそのシーンは美しいなって思いました。
一瞬燃え上がるだけの恋の炎。
その一瞬のためだけに命を賭けてしまうのって、冷静に考えたら愚かなんですけど、でもそういうことってあるよね、って。
そういう恋をすることは幸せでもあり、不幸せでもあると思いました。
終わり方が当たり前ですがディズニーディズニーしてて、
ハッピーエンド嫌いの私とは、相性悪いのですけど、
それでもキャラの動きの美しさと背景の美麗さ、どこをとっても絵になる画面配色はさすがディズニー映画で、見てて面白かったです
ポカホンタスが他のプリンセスに比べ世間に評価されない理由ってルッキズムだと思います。
やっぱり皆、欧米系の金髪碧眼のお姫様に憧れるんでしょうね。
アメリカの先住民族のお姫様では役不足なのでしょう。
でも本当に大切なことって目には見えないものだと思います。
見た目の美しさ、表面的なことに囚われないようにしたいですね。