こちらをじろじろと見る4人。
しまった!目を合わせてしまった!!
「誰あんた?ここらじゃ見ない顔だね。」
と、でも言われそうな雰囲気だ。
私より遥かに人生の先輩であることは、体型と顔を見れば分かった。
「何だ?やんのか!?」
なんて、ヤンキー漫画の様にはとても言えないので、黙って近くの湯に入ることにした。
よく見ると長どもが入っている風呂は、私が一番入りたかった湯ではないか!!
どけ!
と、私は思った。
しかも、その湯を陣取り、話に華を咲かせている模様。
うるさい。
余計に気が滅入りそうなので、露天風呂に行くことにした。
おお!素晴らしい!!
温かいお湯。心地よい風。様々なお風呂。
あ〜幸せ〜!!!
風呂は命の洗濯と聞いたことがあるが、なるほど、そうだと実感。
しばらく、露天風呂を楽しみ、中に戻るとした。
!!
お風呂を陣取っていた長どもが居ない!!
今ならこの湯に入れる!!
~つづく~