ときどきむずかしいプレイを要求されることがあります。

むずかしいプレイというのは、だいたい能動的なプレイ、だからMっぽい男のひとから頼まれます。踏まれたいとか、罵られたいとか。

性癖は千差万別で、言葉責めひとつとっても正解のニュアンスがちがうわけです。「変態だねえっちだねこんなことできもちよくなっちゃうの？ほんとにしょうがないね」が正解なひともいれば、「はやくいけよキモいなこんな汚いチンポいつまでわたしにさわらせるんだよ、こんなバキバキなのに射精できないってオナニーのしすぎってこと？笑」が正解のひともいる。

こまかなニュアンスを汲み取ろうとがんばっていろいろしゃべるんですけど、だいたいプレイ後にたどたどしくがんばっててよかったって言われちゃって、それって、ほんとにいいのかな？


言葉責めが苦手なわたしでも、得意なことはあります。

元カノがものすごいドSで、からはじまって、よだれかけられたい乳首噛まれたいおしっこのまされたいビンタされたい、欲望がかなりいききっていて、でもこういうのきいてるときわくわくする。

よだれのみたいって言ってるの無視して顔によだれ吐きかけて、コップにおしっこいれてのませてたら、もうのめませんって、「のんで」って口元にコップ持っていっても口もあけなくなっちゃって、仕方ないから顔面にぜんぶぶちかけた。おしっこでおぼれそうになってるとこビンタして、でもそのままいっちゃってた。


Mのひとって、じぶんの想像を超えられたいんだなって。してほしいことより、あとちょっとだけくるしいことを強いられることを望んでいて、なにしてやろうかな、って考えるのはたのしい。

わたしってSなのかな、でもぜんぜん、わたしがくるしいぐらいきもちよくされるのも、すきだけどな。