読了しました
中山七里さんの
ギリシャ神話に出てくる神様の名前を
冠するシリーズ作品は
よく読むんやけど……
今回はその中でも傑作級でした
特にラストは鳥肌物です🐓
中山七里さんは心情にしろ、情景にしろ
描写が物凄くリアルであるが故に
面白くてイッキ読みしたいのに、
脳内に情景がリアルに思い浮かびすぎて
何度か休憩必須……という
七里さんならではのジレンマがあります
今回は仇討ちがテーマ
温情判事と名高い裁判官によって
死刑を免れてしまった犯罪者の家族に
ネメシスの鉄槌が下ります
中山七里さんの司法や、
社会の問題について
臆せず自論を持ちつつ
作品に取り入れて扱うスタンスは
本当にカッコイイです
今から中山七里さんの
カインの傲慢を読むから
また気が向いたらレビューするね
