中々終わらない
連日の猛暑、
もういい加減にしてくれっ
と、思いますでしょう？
私はというと、
「ネコバスに乗ってトトロの世界に行きたい」
と、子供じみた妄想に
どっぷりハマってるわけです。
こんな歳になって
何言ってんだってお話。
だけど、
夕暮れの森にひっそりとたたずむ
あの古びたバス停を思い出すと、
何とも言えない
ノスタルジーが込み上げてくるのです。
もふもふのネコバスが
そこに待ってたら‥‥‥
それにしても、
ネコバスの座席って
絶対ふかふかですよね。
座った瞬間、
体が沈んで、
そのままふわっと跳ね返される
あの感覚。
太ももで感じる
そのふわふわ感に、
思わず
「はぅ〜、たまらない」って
心の声を漏らしてしまうはず。
そして、
ネコの体温が
ほんのり伝わってくるんだから、
もう完璧にノックアウト。
日々のストレスなんて、
その瞬間に
全部吹っ飛ぶに違いありません。
でも、よく考えてみてください。
ネコバスって
どこに連れて行ってくれるの？
あの子、
メイちゃんを探してた時は
頼りになるけど、
現実の私たちが乗ったら、
たぶん「知らん場所」に
連れて行かれる可能性が高い？
まぁ、
今の私たちってそんな冒険心、
残ってるんですかっ？
というお話でしょうか。
そう言いながらも、
「ネコバス、いいなあ」と、
思っちゃう自分が悲しい。
どうして
こんな妄想体質に
なってしまったのでしょうか。
今夜も
私は勝手にネコバスに乗って、
トトロの世界に消えていくわけです。
ネコバス、
今すぐ迎えに来てくれないかなぁ、
夜はネコバスの包まれて眠りたいなぁ、
なんて思ってる
自分がちょっと痛いです。
たまには
こんなバカげたことを
考えてみても？
口に出さなければ良し？笑
みなみ
