これは夢の話────
デリヘルの新規のお客様に対して
私は明らかに見覚えがあった
お客様の股間を凝視しながら問う
私 「........初めましてじゃないですよね?」
客 「え?いや会ったことないと思うよ。」
私 「顔と御子息の記憶は得意なんです。」
客 「本当に?じゃあこれ当ててご覧よ。」
すると、白い長机が現れた
等間隔に陳列する10本の陰茎
( 生々しさ軽減の為、上の写真はキノコに置き換えている )
客 「これは君の本指名の客たちのアレだ。
君の記憶力を確かめようじゃないか。」
懇切丁寧にネームプレートまで用意されている
( 私の本指名様のユーザーネームなぞ知る由もなかろうに )
──回答開始──
しかも、すべて0%状態だったので
手と口で施して100%にする必要があった
「テレビで目にするマジックのようなものだろうか?」
「だとしたら、これは切断(仮)されたお客様なのか?」
そんなありもしないことを考えながら
第1本目を手に取る
ほんのり生温かい
何やらピクピク反応している
まるで本物みたいだ
視診→触診→食診→視診を繰り返し
着々と回答を進める
──回答終了──
例のお客様が解答用紙を見ながら
順番に答え合わせ
その間も、ひしめき合いながら
10本が天を劈くようにそそり立っている
( 何とも異様な光景 )
結果は、全問正解
( ヤッタ )
私 「ところであの御子息はレプリカですか?」
客 「レプリカだけど本物と連動しているよ。」
つまり、10人のお客様が
どこかで不随意におっ立たされていることになる
うーん、大変そう
( 他人事 )
ピピピピ
ピピピピ
ピピピピ
部屋にコース終了のアラームが鳴り響く
ピピピピ
ピピピピ
ピピピピ
いやこれは現実のアラームか
ピピピ... カチ
スピ
【分析と見解】
実際、当てる自信ある
ふみ