名残手とはお客様にお茶をお出しする際
湯呑みをトンっと置くだけではなく
置いてから手に
「どうぞ」の心を込めて
ゆったりとした流れで
手を引く日本特有の
おもてなしマナーです
これだけで目の前のお客様は
「自分が大切に扱われている」
と感じるという心理が働くと
言われています
テキパキした行動だけでなく
時にはゆったりとした
時間の流れを楽しむ
茶道にも通じるとても
素晴らしいおもてなしですね
先日、私が高校の時
担任の先生に薦められた
京都の池坊短期大学を通りました
この大学は、華道、茶道に
力を入れている学校で
受験するか迷ったけれど
何を隠そう、茶道、華道など
この上品さや
女らしさを求められるものなど
私には、合いません
どちらかと言えば
経済や、マーケティング
心理学に興味があったので
やっぱり自分が学びたい
分野がいいかな、と思って
別の大学へ行ったけれど
進路に迷っていたあの頃の
自分が懐かしかったです
晴れた日の京都タワーは
輝き倍増でした