ソファに腰掛け寛いでいると
背から手がスゥーっと脇をくぐり抜け
服の上から乳首をまさぐられる......


「スハッ.....」


不意に感じてしまい
声が思わず吐息まじりに漏れ出てしまった....


まっ...まってくれ....
まだ心の準備ができていないのだ.....


乳首の先端をやさしくタッチされる
トンットンッ.....クリュクリュクリュ....
チタッ.........



指先が乳首に絡みついて離さない......
獲物を捕らえた蛇のよぅに......


「おんおんおんっおんっっ.....」


乳首の奥の方から快楽が押し寄せて我をのみこんでゆく
とめどなく繰り返す波のように.....


ゆっくりソフトなタッチが続いた後
ピタっと刺激がなくなる


「えっ......」

しばらくするとまた乳首への執拗なタッチが再開する.....


乳首を触られない時間があるから
次の刺激がハッキリとわかる.....


あぁ次の刺激を待ちわびている....


スリスリスリスリーッッッ

指紋がわかるくらいスローに擦られて
気が狂いそうになる......


快楽の沼に溺れてゆくのだ......







終
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　　　　　　　　　　　　　もも



by今宵も君を快楽へといざなうもも/ノンフィクション13




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