1.見返りを求めずに善行をする
「ありがとう」と言われなくても、人にやさしくできる人は本物です。見返りを前提にしない優しさは、自然と巡って自分に返ってきます。徳を積む人は、「やってあげた」という気持ちすら手放しているんですね。
2.誠実で約束を守る
当たり前のようで難しいのが「約束を守ること」。人は、小さな信頼を守り続けている人に、安心感を抱きます。誠実さって、着実に人間関係の“信用残高”を積み上げてくれるものです。
3.人の悪口や陰口を言わない
誰かのいないところでその人を守れる人こそ、信頼されます。陰口や悪口を言わないという姿勢は、「目の前にいない人も尊重する」という愛の表れ。徳のある人ほど、言葉の使い方に気をつけています。
4.人を許す寛容さがある
誰だって間違えるし、未熟な部分を持っています。そんなとき「仕方ないな」と笑って許せる人は、心が広い人。徳を積む人は、完璧さよりも“人間らしさ”を理解し、受け入れています。
5.感謝を忘れない
当たり前に思えることに、ちゃんと「ありがとう」と言える人。その感謝の姿勢が、自然と周りの人の心をあたたかくしていきます。徳を積むというのは、感謝の積み重ねでもあります。
6.人を励まし、希望を与える
人を引き下ろす言葉より、引き上げる言葉を使います。誰かが落ち込んでいるとき、「あなたなら大丈夫」とそっと背中を押せる人には、人としての光がありますよね。希望を与える人のそばには、希望が集まります。
7.他人の幸せを願い、行動する
「自分さえよければ」ではなく、「誰かが幸せになったら嬉しい」と思える人。そんなふうに、思いやりが自然と行動ににじむ人は、見えないところでしっかり徳を積んでいます。
8.困難な状況でも善を貫く
損をしても、搾取されそうになっても、「自分の良心に恥じないか」を大切にする人は強いです。厳しい状況でも誠実でいようとする姿勢こそが、もっとも深く徳を積む行為です。