言葉なんて もう いらない
ベッドの上縛しばられて
冷めることを忘れた 二人の肌
私の好きなバンドのメロディだぁ。。。
そっと目を開ける
「おはよう
やっぱり起きた」
布団の隙間から、大画面のテレビを観る
私の好きな5人組のバンド
ライブ映像
布団の中の私の首下に、彼のたくましい腕が添えられた
彼は、そのまま肩を引き寄せ、額に唇を当てる
「もう少し寝てていいよ」
「ん。。。起こしたくせに」
低血圧のみおは、彼のモーニングコールでは、起きない
眠いけど、ライブ映像に釘付け
プシュッ
目の前で缶を開ける音
「朝から飲むの?」
そう、たずねる私の唇を覆う。
次の瞬間
彼の口からビールが注ぎ込まれた。
「ばか。。。」
懐かしい想い出
みお