連続投稿失礼します💦
本当は昨日の出勤前に載せるはずだったんですが、バタバタしてしまったので💦　

恒例の本紹介です！

今回は、この前買ったばかりのこちらの本です。

以前は春画の良さが分からなかったのですが、ユニークな作品を見て面白いな〜と思うようになりました。
今ではめちゃくちゃ興味あります👀

載ってる作品の中では、特に喜多川歌麿の『歌麿くら』が好きです！
接吻する男女を描いた作品なのですが、女性側は背中を向けていて顔が見えず、正面を向いた男性の目が片方だけ見えているのみ。ですが、その目はどこか冷めていて、持っている扇子には、「自分から誘ったはいいけど、離してくれない…」という旨の詞書きが。複雑な男性の心情を、目と扇子の言葉で語らせる粋な計らいと、女性の腰のチラリズムや着物の透け感の見事さ。1枚の絵に、これだけたくさんの情報と技術が詰まっているなんて、すごいな〜と思います！✨
こちらの本には載ってませんが、同じ作者の『願いの糸口』という作品も好きです。女性の足指が鏡にチラッと映っている作品があるんですが、これがすごく艶っぽいんです！春画って足指の表情が豊かな作品が多くて、フェチに目覚めてしまいそうになってしまいますね😌

それと、85ページに載ってる歌川国豊の『絵本開中鏡』も好きです。
心中前の男女の逢瀬を描いてるんですが、表情が素晴らしい！嘆く女性と、これしか道はないんだと覚悟を決めつつも、泣いている女性をどうにもできない自分の無力さを噛み締めているような男性。説明がなくとも表情を見ただけで二人の気持ちがぐわっと入り込んでくるようです。
お見事👏

最後に、ユニーク部門ではエイとしてる男性の絵がお気に入りです。男性がエイに「女房にしよう！」と言ってたり、色々とぶっ飛んでます😂
流石、春画は発想がすごいなぁ…と思ったら、本文によると、実際にエイとしていた人もいたとのこと。

うーん、江戸時代ってすごいですね…🙄

#雑記