何かを得るためにはそれなりの代償を支払わなければなりません。ですから、人は目的のために不便や苦労を自ら買って出ることがあります。でも、そのことと自己犠牲は雲泥の差があります。なぜなら、自分を顧みず相手を優先させてしまう「自己犠牲」の根底には過度な「他者承認欲求」があるからです。
そして、相手から認めてもらえなかった時「こんなにしてあげたのに…」と恨み辛みの感情が起こってしまいます。ですから、相手に対してネガティブな心の声が聞こえたら「立ち止まれ!」のサインです。そしてこの時、心の声にフタをせず、素直に受け止める=「自分に誠実である」ということなのです。