頭が良くない人の中には頭が良い人に共通する仕草や興味関心傾向だけを真似る才能があるタイプの人間がいる。話すととても頭脳明晰に感じる。面白いことに親や兄弟にあっても皆同じタイプの頭脳明晰さを感じる。ところがこのタイプ(のある種の演技)が途端に通用しなくなることがある。
それがプライベートの危機的状況。まれにしか起きず頭が良い人がどのような行動を取るのか見る機会がないからデータが集まらず演技ができない。彼ら彼女らの頭の良さが本物だと思っている周囲はとても意外に感じる。そして実は一番意外に感じるのは本人だったりする。