トーク
高樹
清楚系スレンダーさん
35歳/T164cm/B80(B)-W56-H84
写メ日記
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幽霊
2024年7月24日(水) 15:31
ピンポーン。
場違いなほど大きな音が室内に響く。
パッと飛び起きてドアを開けた。

もう散々だ。
朝の通勤も酷い目にあい、
仕事じゃ知りもしない上役の尻拭い、
あげくサービス残業の連続で、
熱中症で倒れ込んだのだ。

翌日、叩きつけるように
半休を取ると、ホテルの一室をとり
女を呼んだ。

このうだるような暑さも、仕事にも
うんざりだった。
待ちかねたように女にむしゃぶりつき、
冷んやりした室内で横になる。

静まり返った部屋で、
一緒に寝ていた女がくすりと笑い
このホテルは幽霊が出ると言った。

何を馬鹿な…鼻で笑って聞いた。

改修したばかりの一室は、とくに
酷いのだと言う。
シャワーを浴びようと蛇口をひねっても
全く出ないくせに、入ってもいない時は
浴室のシャワーが突然出て、
部屋は一段と冷えこむ。

破裂音がしたかと思うと
ベッドで横になる2人の隙間に、
まるで誰かが踏み歩くような重みを感じ
耳元で幽霊が声を上げると言う。

女は怖がらせようとしているのか。

退屈で瞼が重くなりかけていたが、
ふと驚かせてやろうと起き上がり
幽霊を呼びながら浴室の蛇口をひねった。

カタカタカタと
古びたエアコンが音を立てる。

蛇口からは乾いた音がするだけだ。
驚いて浴室の入り口を見ると、
ついていた明かりが消えている。

女を確認しにベッドへ戻ると、
誰もいなかった。
暑くもないのに頬に汗がつたい落ちた。

うすら寒くなり着替えると、
女を呼んだ店に連絡した。
電話の向こうからは戸惑ったような声で
ご利用履歴はないと言う。
そんな、そんなバカな…
握り締める手が震えてる。

誰かが背後から忍び寄るように床が軋む。

怖さに耐えきれずに叫ぶと、
足音が驚いたように自分から離れていく。

「…怖い。聞こえた?」

振り返れば、若いカップルが
怯えたように慌てて着替え、
そそくさと室内を出て行った。

…そうか。そういう事か。

電話を握り締めたまま、納得して
腕をだらりとたらした。
自分こそが幽霊なのだと。


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