ブラックホークダウン同様、事実を認め敗退するアメリカを描いた作品。

正式にはローンサバイバーは対タリバン討伐作戦で一番死者を出した作戦であり、

ブラックホークダウンみたいに1人以外【銃すら持たない暴徒達に殺害される】

そして兵士の遺体が裸にされ引きずり回されたニュース程のショッキングな敗戦ではない。この作戦失敗以後アメリカはソマリアから撤退する。

見る人に合わせた映画ではなく偵察隊がタリバンに遭遇し、仲間と助け合いながらも死んでいく。

アパッチの護衛なくても仲間を助けに向かい墜落するヘリの兵士達。。

後書きにあるが、唯一残った兵士を助けたアフガニスタン人達は、反タリバン。

今も彼等はパンジシール渓谷の奥深くでタリバンと戦っている。

911の前日パンジシールの獅子と言われた偉大なマスード司令官が記者を装ったタリバン自爆テロで亡くなった。翌日911。

タリバンはこの2日に歴史を変えた。

しかしパンジシール渓谷の獅子の仲間、子、孫達はまだ戦っている。