画鋲が無数にある場所に
放り込まれて
ゴロゴロと転がった
あぁ。アレはやっちゃいけないことだったんだ。
と思いながら転がってた。
新品なんだろうな。
キラキラとキレイだった。
「この子で最後」と言われた。
犬がいなくなってて絶望した。
一瞬目が覚めて
「あぁ。もぅダメなのかも。」と
思って、また、目を閉じた。
空の飛び方がいまいちわからなくて
上手に飛べなかった。
だけど
力を抜いたら飛べた。
あはははーーーーーーってなった。
河が決壊して荒れ果てた土地に
何人かで飛んで行って
それを眺めながら
設計図を立てた。
直す。という作業。
流れた河の水は
海になっててとてもキレイな青だった。
そこには見えない道があって
そこを歩いた。
そしたら水が引いて砂場が見えた。
昔の飼い主が出てきて
相変わらず大きな身体で。
優しく笑ってくれた。
あぁ。この人に愛されてるなぁと
思ったし
顔が見れたし、安心感はあった。
だって。頭で平面を立体にできる人だもの。
前のような関係には戻れない。
だけど、戦友として。大好きな人になった。
嬉々として
殺されかけて
嬉々として
トラブルに突っ込んで
嬉々として
傷ついて
空を飛んだ。
なのに
モヤモヤするのはきっと
薬のせい。
おはよごます。
おもくそ寝坊しました。
あーめん。