〜イかせてあげる4〜
床に 太ももから 伝う愛液を
ポタポタ散らしながら 痙攣して 果てる私の背後で
彼が つぶやきます
「 ・・・ くっ ・・・ イケそうで イケないよ ・・・ 」
時間に追われる焦りからか
それとも 先ほどから SEを繰り返す 疲れからか
彼は 「 イケそうで イケない 」 と
その言葉は 私の心に火をつけ 変に駆り立たせます
『 イカせてあげる 』
私は 前にも後ろにも 進みそうにない 彼自身を
そっと両手ではさみ込み 先っぽを 口に含みこんで
上目づかいで 彼を見上げ 目だけで 微笑むのです
〜続く〜