当時人気番組に出演していた、オーストラリア人のノーマン&ナンシー・バーグ夫妻のマリオネットショーを観た担当者はひとめぼれ。



楽しい音楽に合わせてぬいぐるみの動物たちがかわいいダンスを踊るショーをみて、これは子ども達にきっと喜ばれると考えました。すぐにバーグ夫妻とコンタクトを取り、文明堂のCMで使わせてもらえないか交渉をしました。

ショーで使うマリオネットのぬいぐるみや小物は、全てバーグ夫人の手作り。手作りのカステラとイメージはぴったり合いCMを作成することが決まりました。

実はバーグ夫妻は当時欧米で人気だったネコにしようと思い、しっぽを長くして作成をしました。





しかし当時の日本ではネコよりクマの方が人気があったため「仔グマということで…」と了解をいただき、文明堂の仔グマが誕生。

最後に倒れて尻尾を振るのはネコであった名残。

文明堂のあのキャラクタはクマだけどクマじゃない、ネコだけどネコじゃない。私もひとつ賢くかりました(*ºωº)