嵐の中抱き合って…
台風が日本列島を縦断してる中私はその軌跡を追うように新幹線で移動しました
彼に逢うために…デートの約束果たすために
最高速のワイパーも役に立たないほどの土砂降りの中彼は地下鉄の出口付近でハザードを炊いて私を待っていてくれました
傘もさせない程の風雨をしのぐように走り彼の車に乗り込んだ時にはすでにびしょ濡れな私
閑散とした道路をゆっくり車で走らせながら、それでも満車に近い駐車場に車を置いて私たちは二人きりの階段を上っていきました
先にお風呂だな
そんな事言い合いながら…部屋は予め空調が入れてあったようて心地いい空間の中
私たちはバスルームに向かい洗面台の前で一緒に服を脱がしあいました
私の濡れた洋服を彼の乾いた洋服をお互いに…先にお風呂って言っていたはずなのにあらわになった私のオッパイを見て彼はいたずらっ子のような表情を作り指先でつついてきました
やめてよぉ…言いながら私の身体を捩るしぐさは
多少媚が入っていたかもしれません
少し彼の目に光が宿ったと思った瞬間私は力強く彼の腕に抱きすくめられました
息もできないほどきつく
逢いたかった
耳元でささやかれ私は涙が出そうでした
なかなか逢えなくて…やっと約束ができたら台風なんて来てしかも直撃の警報だらけで新幹線も動くかどうかわからなくて
また…次回かな
泣き言を言う私に逢いたいから待ってる…気をつけておいで
言ってくれたのは彼でした
やっと逢えた嬉しさと抱き合えてる安堵感に包まれて外の暴風雨なんてよそに私はとても幸せな気分でした
来て逢えてよかったと思いました
そんな事考えながら彼の胸に顔を埋めていると
不意に指先で背筋をなぞられました
ピクンとなって背を反らせる私に彼が口元をゆるめて言います
相変わらず反応いいよな
そして私の腰を引き寄せたまま起立した乳首を舐め始めました
ますます背筋が反り返ります
彼のもう片方の指先が太ももからお尻お尻から 内ももへと這い回ります
彼の腕の中さながら捕らえられた魚のようにピクピク跳ねる私を彼は愛しそうに見つめながら更にもっと跳ねる部分を目指して指先を侵○させてきます
あぁぁ…もう少し上の方・・・
恍惚となる私はとろけそうで半開きの赤い口からとめどなく声が溢れます
探り当てられた小さな隆起はプックリとふくれて彼の指先の愛撫に踊らされます
クリクリ…コロコロと 転がされながら悦ばされて一回目の波はすぐでした
もう馴染みきった彼の手技はどうすれば私が一番登りつめやすいか熟知しています
彼の身体にしがみつき立ったまま声を上げ私は彼の背中に爪を立てました
それを見届けて彼は私の上半身を洗面台にもたらせかけバックから押し入ってきました
腰を両手で掴み引き寄せるように激しく彼は注挿を繰り返します
沸き立ったばかりの身体は熱く新たなヌメリを発しながら彼の杭を捕らえては絡み付かせます
ヌチャヌチャはしたない音が洗面台の狭い空間に充満します
またイッテしまいそうで息を荒げながらうつむく私の顔を引き上げるように彼が背後から手を伸ばします
鏡に映る私はエロイビデオの女優のようにイヤラシク腰を振りながら逞しい男に犯されていました
私がイク瞬間の顔を見るのが彼は好きみたいです
私のあごを持ち引き上げたままより深く強く早く突き上げてきます
あぁぁ…脳内が痺れてきます
息が苦しくなってくる
押し寄せる波が私を襲います
ガシガシ叩かれる子宮が収縮を始めます
このままイヤラシイ自分を見せ付けられながらまたイカされそうです
ずるいよ…彼のイク顔…私も見たいよ…あぁぁ…ダメっ
二人でシャワーを浴びて部屋に戻ると暴風のせいか窓枠がギシギシ鳴っていました
「怖いね」言いながら私たちはキスしました
きっとベッドもギシギシ言わすだろうな…今夜は
そんな事考えながら嵐のような夜になるんだろうなそんな事考えながら…
?終わり?
るなも抱きしめられたい?
?るな?