人は死んだら星になるらしいけれど、
こんな私でも、
あの中のひとつになれるのかな。
もしなれるのだとしたら、
あなたの隣に並ぶ星になりたい。
ああ、でも生まれ変わるのもいいな。
生まれ変わるなら
花か蝶に生まれ変わりたい。
長閑な野原で
あなたと一緒に
のんびりと暮らしていたい。
でも、
やっぱり人間に生まれ変わるのも
捨てがたいなと思ってしまう。
人間できることは
苦しいのかもしれないけれど、
あなたと一緒なら
大丈夫にかもしれない。
そしたらいつか、
あなたが心から幸せそうに笑う姿を見てみたい。
もちろん、私の隣で。
*
私の大大大好きな
YOASOBIさんの夜に駆けるという曲の
元になった小説の一説です
意外と知られていないのですが
YOASOBIは『小説を歌にする』という
コンセプトのユニットなのです