射精がなくてもよいのなら私が触れるのはよほどの時だけ、にいたしましょうか。
何でも解禁してしまうよりは"されてみたい/してほしい"と思い続けられるようなことをいくつか残しておきたいのです。
想像と共に腰が浮いてしまうような事柄を、ね。
触れる。
緩く扱き、先走りを撫で伸ばす。
指で輪を作り、カリ首へ首輪を締める。
ソファにもたれ微笑む私が「さあどこを触られたいの?包皮を下げ、アピールなさいな」と言うと、正座から腰を突き出す不格好となり、"ズルリ"。
至極ゆっくりと罪に濡れた淫猥が顔を出す。
皮を下げ必死と待つがそこへは主の、そして己の指さえもが触れることは決して無い。
無様。そして愛らしく果てる都度、私の双眸は,口元は徐々に細まり弧を描く。