こんばんは。お疲れ様です。
今日、通勤帰りに「シャラ」の花が
咲いているのを見つけました。
「シャラ」の花は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、平家物語の冒頭部に出てくる
「沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす」
の沙羅双樹の花です。
沙羅双樹の花の色は、どんなに勢い盛んな者も
必ず衰えるという道理を示している
という意味みたいですね。
「シャラ」の花の和名はナツツバキ(夏椿)
で、6〜7月に白い花を咲かせますが、
一日花で、朝咲いた花は夕方には散ってしまう
という儚さもあります。
私は平家物語もお釈迦様のお話も
よく分かりませんが、お釈迦様が亡くなる時、
床の四方にそれぞれあった一双(二株)の
沙羅の木がことごとく白に変わったということで、平家物語に使われたみたいですが
(違っていたらすいません)私的には
ちょっと違うんじゃ…って思います。
それは、そもそも「シャラ」の花は白色です。
そして花そのものは、他の樹木に咲く花に比べたら随分と華奢(きゃしゃ)で、とても
勢いがあるとは言えません。
ただ、前述しましたが「シャラ」の花の
「首から落ちて散る」ことや「一日花」という特徴は「諸行無常」「盛者必衰」を意味するのにはぴったりだと思います。
平家物語って国語のジャンルだと思いますが、
それでもやっぱり理科っぽくなってしまいました。生物大好きの高倉がやることなので、
許してやってくださいね。
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。
そういえば、日曜日(6/16)、出勤します。
夏椿のような華奢な肩を抱いてください…
高倉 洋子