桃の節句、雛祭りでしたね 🥰
店先に並ぶ色鮮やかな菱餅や
可愛らしい雛あられを目にすると
ふと子供の頃の記憶が蘇ります
毎年母が丁寧に飾ってくれた雛人形を、
嬉々として眺めていたものでした。
お内裏様とお雛様の
端正な佇まいに憧れを抱きつつ、
小さな手でそっと触れた時の
繊細な布の感触を今でも覚えています。
あの頃の私は雛祭りが何を意味するのか
深く理解していた訳ではないのですが、
美しいお人形に 華やかなご馳走、
家族が一堂に会して笑い合う温かな時間が
とても特別なものに思えました
大人になってからは
季節の行事をゆっくり愉しむ機会も
少なくなってしまいましたが、
こうして雛人形を目にすると
忙しない日常の中でも
ほんのひととき
あの頃の穏やかで優しい時間を
思い出すことができます
五節句行事というのは
古き佳き風習を大切にしながら、
自らの成長を振り返ることのできる
貴重な一日なのかもしれません✨