人気漫画&アニメ「葬送のフリーレン」。
泣けるエモい作品と聞いて観てみましたが
私は泣けませんでした
泣けはしなかったけど、確かにエモポイントはたくさん散りばめられていました。
見た目は10代の少女のようだけど1000年以上生きていると思われるフリーレンという名前のエルフと人間達の物語ですが、エルフと人間は人生の長さが全然違うので、ある時人間の仲間達と流星群を眺めていた時に、フリーレンが「もっと良く見えるとこ知ってるから今度案内するわ」と言って、人間達はとっくに年老いてしまった50年後に、一週間後くらいのノリでフラっと現れたりするシーンなんかも印象的。
10年間共に冒険した人間の仲間が亡くなった葬儀のシーンで、全く悲しがらないフリーレンに、人間達が「あの子なんなの」とヒソヒソ囁く場面でフリーレンは
「たった10年しか一緒にいなかったのに、何も知らない人のことで泣けない。」
というようなことを呟くのですが
人生って長過ぎても薄まってしまうんだなって 自分の人生の時間を俯瞰させられるポイントでした。
フリーレンのキャラデサもかわいい
お客様として会いに来て下さる方との出会いも一期一会。また会えるかも知れないけど、これが最後になるかも知れないといつも思っています。実際にそうなので。
そう思うと、たとえ一回でも、短い時間でも、お互いの人生で共にした時間になりますからね。
葬送のフリーレンを観てそんなことを思いました。
ミキ、本日19時〜24時です