お題： 自己肯定感を上げる方法はありますか？に回答


負の感情を抱くに至った状態／状況を、冷静に、客観的に分析すること

人や社会のせいにしないこと

粗相や失敗を否定しないこと

自分の能力のなさを認めて、前向きに勉学なり技術の習得に勤しむこと


「やりがい」とか「自分らしさ」とかを求めて、すぐに仕事を辞めたり、転職を繰り返したり、安易に起業してみたり、自己啓発セミナーないしに通いつめたりする人がいますが、自分にやりたいことを実現する能力が伴っていないこと、やりがいを求められるほど有能ではないこと、自分らしい生き方ができるほど社会的にも経済的にも精神的にも全く自立できていないことに気づいていないケースを多くお見受けします。


自分の未熟さ、無能さ、不完全さが原因なのにも関わらず、人や社会に責任転嫁しがちか人がある一定数いますが、まったくもって最悪ですね


自己肯定感が低すぎるのはよくないですが、能力を伴わないのに自己肯定感が高いヤツは問題です


「わたしの考えが正しいはず」
→そうかもしれないけど、他人の意見も傾聴しましょう。あなたひとりで組織や社会が動いているわけではありませんね。少なくとも社会になにかしら訴えかける場合、本邦においては民主主義が機能するのである程度の民意を勝ちとれなければ具現化しませんね。


「こんなに素晴らしい案なのになんで採用してくれないの」
→素晴らしくないからですね。


「社会が追いついていない」
→いや、社会がその商品ないしサービスを求めていないならですね。


「女だからーー！性差別ーー」
→いや、性別関係なく、君に能力がないからですね。


「金融機関がー」
→いや、薄っぺらすぎて融資通せないからですね。


「欧米ではー」
→いや、ここ日本なので。


「上司がー」
→転職したところで人間関係は永遠につきまといますからうまく捌く術を会得しましょう。常にとびっきり優秀な上司に恵まれるわけではないし、そもそもご自身も己の部下にとって素晴らしい上司なり先輩でいられてると思う？


負の感情は自分の現時点の能力を知るキッカケになると兄に教わりました


なぜこうなったのか、なにがいけなかったのか、なにが足りなかったのか等々を冷静に評価できれば、どうすればよかったか、これからどうすればよいか、してはならないことは何か、足りない知識／能力／技能をどう補填するか、具体的に対策がみえてくるはずです


悲しい、虚しい、辛い、しんどい、苦しいといった負の感情に支配されることなく、これらとうまく付き合っていくことが、身の丈を知り、研磨する機会になるんだと、随分前に兄が助言してくれました


わたし自身、日々自分の能力のなさにうちひしがれて生きてますが、兄の金言を胸に、自分なりのペースで研鑽を積んでいければと思っています


わかな