今朝は少し冷え込みましたね☆
朝のお水やりも早々に
今から熱々の珈琲を頂きます
年末年始はバタバタとして
朝珈琲を飲めなかった日もあり
少しだけ時間に余裕を持ちながら
珈琲を飲めることが幸せです
年明けに
行きたかった催しに行ってきました
京都の細美美術館のコレクションの中でも
今回、開館25周年を記念して
珠玉の優品が展示されるとのことで
わくわくしながら向かいました
会場に到着すると
想像していた以上に沢山の人が
高島屋の開店と共に
10階の会場に足を運ばれていました◎
今回の展示は年初めらしく
江戸琳派の中でも華やかな作品が中心で
金や銀を巧みに使った
装飾的な絵画がとっても多く
観ているだけで
おめでたい気持ちになります
江戸初期の俵屋宗達にインスパイアされ
尾形光琳 → 酒井抱一と
世代を超えて技法は継承されますが
全くこの3人は師弟関係はゼロ
でもね
あの有名な「風神雷神図屏風」を見てみると
これが創始者の俵屋宗達作
次に尾形光琳作
最後に酒井抱一作
世代は違うけど・・
後の時代の作家が前の時代の作家を
しっかりと慕い
模範として学んでいるのをとても感じます◎
こうやって継承されてきたのですねぇ
展示の半ばからは
大好きな伊藤若冲の作品がありました
動植物を題材にした作品が多く
色豊かに、かつ綿密に描かれている様は
観ていて思わず
「わぁ・・」と声が出ちゃいます
描かれているニワトリの顔が
結構ユーモラスな表情だったり
ヘチマの絵の中に
何匹虫が隠れているか探させたりする
ちょっとした遊び心に
超絶技巧とのギャップを感じます
また、画面全体に1cm四方のマス目を書き
それを塗って描く独自の方法を生み出して
描いた作品もたくさんありますが
中でも個性的な題材の作品がコレ◎
白い象がど真ん中に鎮座する周りに
イタチ・クマ・リス・手長猿・麒麟
がぐるっと取り囲む
なんとも個性的な作品
正に「奇想の画家」との言葉が
とってもしっくりくるなぁ
久しぶりに日本美術の美しさや面白さに
触れることの出来たひと時でした
今週もよろしくお願いいたします