今年もやってまいりましたよ、花粉症シーズン…
皆様…
いかがお過ごしでしょうか…?
本日、お忙しい中…
貴重なお時間を割いて下さいました、殿方様…
本当にありがとうございました!
うっとりするような、甘い濃密なひととき…
身も心もすっかり蕩けてしまいました…!
幸福感で満たされ、いまだ余韻にひたっております…!
数々のお優しいご対応、まことにありがとうございました…!
また、元気な殿にお会い出来ますように…
その日を楽しみに、お待ちしております…!
前回の続き…
「益田、津和野 早春の旅」2日目…
この日は…
山陰の小京都『津和野』に行く予定でございますが…
前日から降り続く雪で…
JR山口線の運行状況が気になるところ…
さてさて、無事に辿り着けるのでしょうか…汗
【2日目】
ホテル出発
↓
↓(徒歩15分)
↓
益田駅
■益田駅⇒津和野駅まで、JR山口線スーパーおきで行く予定でしたが…
積雪の為、全日運休とのこと。
せっかく指定席予約したんに…
無念。
急遽、路線バスの移動に変更であります。
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益田駅バス停
↓
↓(路線バス)
↓
津和野駅バス停
↓
↓(徒歩10分)
↓
①津和野町日本遺産センター
■津和野町は「津和野今昔〜百景図を歩く」というストーリーで日本遺産に認定されました。
栗本格齋の描いた「津和野百景図」を手本として…
町並みや伝統行事、自然景観を守り伝えてきた津和野町民の暮らしそのものが「遺産」として認められたものです。
およそ、160年前の幕末の頃の津和野藩の様子をイキイキと描いた「津和野百景図」は…
当時の景色や習俗を伝える、興味深い資料です。
こちらの施設は…
「津和野今昔~百景図を歩く~」ストーリーを、映像やパネル展示などで解説し…
津和野町の旅をより興味深く、楽しむためのガイダンスセンターです。
この百景図をめくっていくと…
津和野に「今も残っている風景」がたくさん描かれていることに気づきます。
「鷺舞」「流鏑馬」「津和野城跡」「藩校養老館」といった無形、有形の文化財をはじめ…
桜や紅葉の名所など、風光明媚の地…
それに鮎や猪、松茸、山菜など食べられる百景図も描かれています。
そして、これら百枚の絵図に描かれた題材の半分以上は…
今日の津和野でも目にすること、体験することができるもの。
つまり、津和野を訪れると…
百景図の時代と今が、つながっていることが分かります。
また、百景図に描かれた幕末の津和野の風景は…
啓蒙思想家『西周』や、明治の文豪『森鷗外』が藩校養老館へ通っていた時代のもの。
森鷗外が見ていた津和野の風景を、今でも感じられることが出来るという訳ですな…
なんとも感慨深いものがあります…!
津和野の重要文化財や伝統行事など…
分かりやすく知ることが出来るので、まずはここに訪れてみて正解でした!
SLやまぐちの写真展もあるよ~~
↓
↓(徒歩10分)
↓
②津和野町郷土館
■大正10年、当時としては県内唯一の郷土歴史博物館として設立され…
津和野周辺の歴史資料、津和野藩の資料、美術工芸品などを展示しています。
吉見、坂崎、 亀井の三氏にわたる、津和野藩政の歴史を今に伝える豊富な史料に加え…
人材育成の源泉となった「藩校養老館」に関する資料…
西周をはじめとする、多くの偉人の遺品…
乙女峠のキリシタン殉教関係資料などなど…
島根県指定文化財を含む、数千点を収蔵・展示しています。
津和野川の畔に、城郭のような立派な構えで建つ史料館。
昭和17年築という建物は、外観も立派です。
中に入ってみると…
主に、津和野藩・亀井家関係の展示品が多く…
美術品、古文書、甲冑がズラリ。
これはたまりませんな。
先程、紹介した「津和野百景図」の原本もありました!
外は寒く、みぞれ雪が降ってますので…
ぬくぬくあったかい室内で…
津和野のお宝をゆっくり鑑賞することが出来ました。
う~んありがたや。
↓
↓(徒歩20分)
↓
③森鷗外記念館
■明治の文豪『森鷗外』の生誕地、島根県津和野町に建つ資料館です。
『舞姫』や『高瀬舟』を始め…
多くの作品を著した森鷗外ゆかりの品々や直筆原稿など、貴重な資料が一般公開されており…
北側には「森鷗外旧宅」も残っています。
軍医と文学者という、ふたつの人生を生きた鷗外の…
10歳の上京から、60歳で生涯を閉じるまでを豊富な資料で紹介するほか…
多感な時期を過ごした、津和野時代を振り返る構成になっています。
森鴎外こと森林太郎は…
1862年(文久2)津和野藩の内科医であった、森静男の長男として生まれました。
林太郎は、6歳になったときに論語の素読をはじめ…
7歳で孟子を習いました。
8歳になって養老館へ入学しましたが、その秀才ぶりは群を抜いていました。
入学から3年目の1872年に、養老館が廃止されたことを機に…
東京で勉強するために、父とともに上京しました。
林太郎は、13歳の時に東京医科大学予科へ入学。
年を2歳も偽っての入学でした。
16歳で医学部本科へ入学し、卒業後は軍医として陸軍省へ入省しました。
1884年(明治17)、23歳のとき衛生学研究のためドイツ留学を命じられます。
4年足らずの留学で、衛生学はもちろん…
卓越した語学力で、ドイツ文学等の研究も行いました。
日本に帰ってからは、東京医学校および陸軍大学の教官となりました。
また1891年(明治24)、「舞姫(まいひめ)」を発表。
「鴎外」というペンネームを用いて、作家活動をスタートさせました。
以後「うたかたの記」や「文づかひ」など数多くの作品を発表しています。
32歳の時、軍医学校の校長に任命。
1894年(明治27)に、日清戦争が始まると…
林太郎は、第二軍軍医部長として出征しました。
37歳の時、十二師団軍医部長として小倉に赴任し…
翌年日露戦争が勃発すると、再び第二軍軍医部長として出征。
戦場にあっても暇があれば読書をし、詩や短歌をつくり…
それらは凱旋後に「うた日記」として刊行されました。
1907年(明治40)林太郎46歳で軍医の最高峰、陸軍軍医総監に任命されました。
48歳で文学博士になり、医学・文学の両博士の称号を得ます。
1917年(大正6)、56歳で帝室博物館の館長に就任。
58歳で、帝室美術院の院長になりました。
晩年は奈良の正倉院の管理のため、たびたび奈良を訪れましたが…
病気のため、1922年(大正11)7月…
60歳にてついに帰らぬ人となりました。
鴎外の遺言には…
「余は石見人森林太郎として死せんと欲す」とあり…
死に際まで生誕の地、津和野の地のことに思いを馳せていたものと思われます。
不勉強なわたくしは…
ざっくりとした認識で、作家もしくは軍医の森鴎外さんとしか存じ上げず…
こちらで、とてつもない才能を持った方であることを知りました。
それでも森家の復興栄達という、一家の望みによって…
一種スパルタ式教育の産物であることも知り、色々考えさせられもしました。
森鷗外が10歳で旅だった後、一度も津和野に訪問しなかったことも…
この故郷への思いも含めて、最後の言葉「石見人」であることなど…
複雑な思いがあったことと伺えます。
そういったことも含めて、なかなか興味深く素晴らしい資料館ではあったと思うのですが…
訪問者がわたくしひとりしかおらず、見学中ずっと貸切状態。
駅から遠いせいもあるのかな…
なかなか観光客が、こちらまで訪れにくいのかもしれません…
せっかく良い資料館なのに、もったいないなあと…
もっと森鷗外さんのことを知って欲しい~
↓
↓(徒歩すぐ)
↓
④森鷗外旧宅
■日本の文豪・森鴎外が幼少に学んだ家。
木造平屋建て、瓦葺きの簡素な造りで…
日本を代表する文豪・森鴎外、が幼少時代を過ごした家です。
4畳半の彼の勉強部屋や、藩医の家らしく調剤室も残っています。
のちに医学博士、文学博士、鴎外となる森林太郎の暮らしぶりがうががえます。
森鴎外記念館と隣接しています。
中には当然上がれませんでしたが…
少年、森林太郎くんの勉強部屋を覗くことが出来ました。
ここで、相当厳しい教育を受けていたんだろうなと思うと…
なかなか、いろいろ考えさせられる気持ちになります。
旧宅から上を見上げると…
山の上にある『津和野城址』の石垣を見ることが出来ます。
津和野城の麓で、勉学に励む森林太郎くんの姿を想像しながら…
雪化粧をまとった、美しい津和野をあとにいたしました。
↓
↓(徒歩5分)
↓
鴎外旧居バス停
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↓(路線バス)
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益田駅バス停
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↓(徒歩5分)
↓
⑤益田駅近くの居酒屋さんで晩酌
今宵も、益田駅近くで酒場探し。
また良い感じの店構えの和風居酒屋さんを発見。
中に入ると、なかなかの賑わいであります。
地元の人気の居酒屋さんのようです。
とりあえず、刺し身の盛り合わせと…
お隣の浜田市の名物『赤天』を注文。
そして日本酒は、津和野の地酒『華泉』をセレクト。
刺し身の盛り合わせは、やはり予想を裏切らない旨さ。
『赤天』は、滋賀県の赤こんにゃくをイメージしてましたが全然違いました笑
どうやら魚の練り物のようです。
ピリ辛風味のかまぼこといった具合で、炙って七味マヨネーズで頂くらしい。
これはめちゃくちゃ美味いな~
『華泉』は、食事を邪魔しないすっきりとした味わい。
これも美味しいな~
日本海の恵みと島根名物と、津和野の美酒に舌鼓。
今宵の晩酌も…
美味しい食事を頂けたことに、感謝の気持ちを忘れずに…
しみじみと思う、益田の夜でありました。
↓
↓(徒歩15分)
↓
ホテルに戻って、風呂入って寝る
「益田、津和野 早春の旅」2日目、終了…!
この日は…
朝からガンガン、津和野を観光する予定でしたが…
積雪のためJR山口線が、終日運行休止…
急遽、路線バスでの移動に切り替えましたが…
益田⇒津和野のバスの本数もそんなに多くないので…
結局、津和野に到着したのがお昼頃になってしまいました…泣
しかも着いた時には、なかなかのみぞれ雪が降っておる…
心折れるくらい、めちゃんこ寒かったので…
この日は、資料館のみの観光となりました…
本当は、他にも行きたかったところがいっぱいあったのに…
大幅カットォォォ
トホホ…
しかしながら雪化粧をまとった、幻想的な津和野の光景…
あれは、本当に美しかった…
雪が降らなかったら見れなかったね…
うん…
素晴らしい風景を拝むことが出来、かえって幸運でした…!
次回は…
またまた津和野へ…
津和野を一望できる、天空の城跡『津和野城』を徹底攻略…!!
では…
3/15(土)にお会いしましょう!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
次回の出勤日は…
3/15(土)15:00~19:00(21:00UP)
3/19(水)15:00~19:00(21:00UP)
4/2(水)15:00~19:00(21:00UP)
です…
もし、お日にち合う方いらっしゃいましたら…
何卒よろしくお願い致します…
(´;ω;`)
では…
小島
小島
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受付終了13:00~19:00
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2025年3月9日(日) 20:03

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