めっちゃくちゃ大昔の話しなんですけど、
大学卒業したてで
社会人ほやほやの、
弟みたいにかわいがっていた子が
人生初めての、失恋をしたことがありました。
要するに、
親密にお付き合いしていた年上女に
フラれた…とゆうことなのですが。
その子にしてみたら、
人生初めて経験した挫折であったので
ただ、
ただ、
悲しみにくれて
泣き崩れていたんです。
察するところ、
童貞を捧げた女(ひと)だったみたいで。
社会にでたら、
裏切られたり
だまされたり
非情な捨てられ方をしたり
それは、
当たり前にあることなんだけど
社会人に成り立ての若者には
世の中の汚さを
まだ、知らなかった???
弟みたいにかわいがっていた子だったので
法子まで心が痛くなって
一晩ぢゅう、
もらい泣きしてしまいました。
社会人に成り立ての
純粋な青年の心を傷つけた
あの性悪年上女!!!!!!!!!!
ゆるせない!!!!!!!!!!!!!!
と、
怒りと悲しみにくれていたのですが
結局、法子は
その子には
一言も慰めの言葉もかけませんでした。
「なにも言わない、なにも触れない。」
その時は、
それが最善だと、
おもったから。
慰めの言葉はなんにもかけないけど、
法子お姉さんはアナタの味方よ、
そんな気持ち。
傷ついている人には
自分からは
なんにも言わない。
そっとしてあげる。
これも、優しさなんじゃないかと?
だから、
法子はなんにも言わないと思う。
アナタに出逢っても。