懐かしき
匂ひと思ふ草いきれ
by黒川悦子
初めてさまから、
ロングタイムのご予約が
初めての和多志を
丁重に
お出迎えしてくださった、
アナタ様は、
アナタ様は、
アナタ様は……?
徐々に記憶が蘇る、
少しづつ……少しづつ
映写機のように映像が
そうだった、
そうだった、
6年前もアナタさまは
このホテルで
初めての和多志を
いきなり
5時間コースで呼んでくださいましたよね?
アナタだったんですか、、、
ぜーーーーーんぶ思い出しました。笑
アナタよりも
法子の方が記憶力、ありますよッ
正確には、
3回、お会いしましたよ。
6年ぶり、新記録更新しました。
5年ぶりの再会が、最高記録だったんですけど。
あのときは、
若いね?若いね?って
少し…ひいてらっしゃいましたが
さすがに今日は
若いね?はなかったね。笑
初めてぢゃ…なかった。
あの時の記憶とともに
アナタとの肉体を重ね合わせて
思い出す
思い出す
思い出した
そうだった、
あのときと、
おんなじだ。
あのときの法子の感じ方
今との違い、
アナタをとおして
思い出し…た
初めてじゃないのね?
だから、
もっと、
もっと、
大胆になっていい?
もっと、もっと、
大胆に…なってみたい
6年とゆう歳月を超えて
再び、
アナタを
思う存分
カラダの奥まで刻んでみたいとゆう、
法子に芽生えた淫らな欲望。
ねぇ。
ねぇ。
本当に???
一日中でも法子を抱きたい…って
本当に???
法子は、
アナタのその言葉だけで
身もココロも
ずっと、ずっと、
感じまくりだよ?
日記のイメージとはぜんぜん違うね。
とアナタは言うけれど、
それはね…
アナタが法子をそうゆうふうに
させたんだよ。
アナタだから、
淫らになるの。
アナタだから
惜しみなく、
欲望のままに
さらけ出せるの。
アナタだから、、、
アナタだから、、、
無我夢中に、
一日中でも
抱かれてみたい。
そんな気持ちにさせたのは、
アナタの…せいなのよ。