こんにちは、みくです。


今日も元気に出勤できそうです(^^)/


選挙は平日に期日前投票に行ってきました。
皆さんも今日は選挙行くのかな？




そひて私の今日の空き時間は、16:00から21:00(最終受付20:00)です。

今月空いている時間は今日で最後です。
是非、お誘いしてくださると嬉しいです。


29日(火)、30日(水)は受付終了です。





最近気になる作家さんの中に鈴木涼美さんと言う方がいらっしゃいまして。

知ってる方、いるかな。

慶応→東大大学院という超エリート、血統てきにもサラブレッド。
なお嬢が在学中から夜のお仕事、AV出演、一流企業勤務などの経験を経て作家さんになった方なのです。

むかーし、「身体を売ったらサヨウナラ」って書籍を出版した時に少し話題になって、「なんだ、その地雷を踏んだらのオマージュ的なタイトルは！」って手に取ってみて、さらに彼女の異色の経歴も気になっていたのですが、夜のお仕事に縁もなく興味もなかったため、「ふーん」くらいで終わって結局その本を読むことはありませんでした。



先日、お客様の口から久しぶりにそのお名前を聞いて、風俗嬢として働いている自分が読んだら何か感じることはあるのかなって思って彼女の本を再び手に取ることになりました。


まだ半分くらいしか読んでいないのですが、口語的なフランクな表現の中に隠しきれない知性と教養が溢れていて、風俗を経験したことがない人が読んでも面白そうです。


あ、でも、これを読んでも、「風俗嬢ってこうやって考えているんだ」って思わないでくださいね。
いろんな事情を抱えた女の子が働いている業界の中でも、彼女はやっぱりちょっと異質な気がするので。




ただ、その中で気になったのが「身体を売ったひとが受ける罰」について。罰というか制裁というか。

法に裁かれたりするのってあんまりダメージがないのですが、やっぱり一番きついのが身内が与える罰。

この単語で想像つく方いるかな。



大切な人が体を売っているって知ったときに、その人から掛けられる言葉や態度。
私もこれが一番辛い罰なんじゃないかなって思う。



私は、このお仕事を自分なりに大切にしていて、出会ったお客さまも大好きだし、この仕事から学んだこと、成長の機会をいただいたこともたくさんある。


でも、自分の中で誰にも言えないことをしている、という後ろめたさがどうしても拭いきれないのです。
しかも必要に迫られてやっている訳じゃないのに、やっぱりどうしてもずるしてお金を稼いでいるっていう感覚が抜けないし、親にも友達にも話せない、履歴書にも書けない、もうこれが全ての答えだとは思っているのです。


風俗嬢としていただく給金について高いか安いかなんて人それぞれだと思うけど。
30代で月給100万円稼いでいる女の子なんて、それこそ外資で働いている子しか自分はしらない。


子供の頃からこれでもか、というほど勉強して、社会人になってもずっと勉強して、人の何倍も努力してやっとたどり着けるかどうかの領域だと思います。
私だって、良い高校、大学に行くために勉強して、社会人になっても週末たくさん勉強して、でもそんなとこまでたどり着けないし。
でも、風俗のお仕事ってそういう積み重ねを無視して稼げてしまうんですよね。


知らない人の前で脱ぐことと、30年間毎日人の何倍も机に向かう事、どちらか大変かって感じるのは人それぞれだと思うけど。


このお仕事をするからには墓まで秘密を持っていこうと思っているけど、いつか罰が当たる日が来ても、それは仕方がないことなのかなってちょっと思っちゃう時があります。

このお仕事で得たもの、学んだことだってたくさんあるし、お客様と築いてきた関係、信頼だって否定したくない。
でも、私の中の罪悪感みたいなものが常にあって、もうずっと葛藤が続いてる。
でも、きっとこういう感性は無くしちゃいけなくて、自分の中で育てていくべきものだとも思う。




なんてことを、ほんの少しこの本を読んで思いました。


あ！ちなみにこの本はそんなに暗ーいお話じゃないです。


なんか明るくない話題になっちゃったけど、私は今日も元気です！




では、今日もよろしくお願いします。

みく