おはようございます
本日も
ご指名ご予約してくださった殿方様
ありがとうございます
お逢い出来る瞬間を
楽しみにお待ちしておりますので
お気をつけていらしてくださいませ
まだ13時半から 空きがございます
お時間が合いましたら
ぜひ逢いに来てくださいね
今日も皆さまのお越しを
元気にお待ちしております
曲亭馬琴さんは
原稿料のみで生計を営むことのできた
日本で最初の著述家だそうです
『 南総里見八犬伝 』の執筆は
1814年から1842年までの
28年を費やし
『 水滸伝 』の影響が
色濃く出ているとされる
作品なんだそうです
『 水滸伝 』は
明王朝の中国で書かれた長編型の小説で
『 西遊記 』『 三国志演義 』『 金瓶梅 』
とともに「 四大奇書 」に
数えられるそうです
『 金瓶梅 』は
好きな物語です
馬琴さんはお若い頃
儒学を学んだり
『 新編水滸画伝 』を
途中まで翻訳したことなどからも
影響を受けていらっしゃるのかもしれません
この他にも馬琴さんは
パロディである『 傾城水滸伝 』も
書かれています
そして
『 南総里見八犬伝 』に登場する八犬士が
8つの玉を持って登場するのですが
この8つの玉に
「 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい) 」
という文字が
ひとつずつ刻まれています
大河ドラマ
『 べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 』の中で
吉原の楼主は
「 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 」の
儒教的な八つの徳目を忘れる
忘八(ぼうはち)と
呼ばれていました
この
「 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 」が
気になって調べてみましたら
八徳(はっとく)とは
儒教における八種の徳のことだそうで
孔子さん、孟子さんが説いた
仁・義・礼・智の「 四端 」
( 生まれながらに人に備わっている
四つのもの )に
前漢の董仲舒さんが 信 を加えて
「 五常 」とし
五常に忠・孝・悌が
追加されたものなんだそうです
「 徳 」とは最高の人としてのあるべき姿
人間に備わっている良き性質を
意味しているそうです
仁 とは
慈しみの心 思いやりの心
周りの人を愛し 人の立場に立って
物事を考える心を持つことです
義 とは
人の歩んでいく正しい道
私欲にとらわれせずに
為すべきことをすること
正義、道理、筋
礼 とは
礼節の心
親や目上の人に礼儀を尽くし
相手には敬意をもって接すること
秩序
自分を律し節度ある行動をとる
智 とは
善悪を真に理解できる知恵で
人や物事の善悪を正しく判断する智慧(ちえ)
様々な経験を積み偏りの無い考え方を持つ
信 とは
嘘をつかない
心と言葉と行いが一致している
約束を守り誠実であること
忠 とは
自らを欺かず誠実なこと
真心
主君に対し臣下たる本分を尽くすこと
孝 とは
父母を尊敬して慈しみ大切にすること
悌 とは
年長者に柔順に仕えること
兄を尊敬して従うこと
兄弟仲が良いこと
孔子さんは
この徳の中でも最も大切なものは
仁 だと説いていて
お弟子さんのひとりが
仁 について尋ねたところ
孔子さんは
「 5つの徳目を実践できたら
仁者と言えるだろう 」と
答えられたそうです
この5つの徳目とは
恭・寛・信・敏・恵で
恭(うやうや)しさ
(相手を敬って礼儀正しく振る舞うこと)
寛容さ
(⼼が寛⼤でよく⼈を受けいれること
過失をとがめだてせず⼈を許すこと)
誠実さ
(真面目で真心を持って
人や物事に接すること)
機敏さ
(心の動きや動作が状況に応じて素早いこと)
恵み深さ
(慈愛の心が強くなさけ深い)
この5つを実践し
それが身につけば 仁 とは何かが
自然にわかるとおっしゃられました
恭しく振舞えば人から侮られる事はない
寛容であれば人から好かれ
誠実であれば人から信頼される
機敏であれば功績を立てられ
恵み深ければ人の上に立って
黙っていても人を動かせる
損得ではなく相手に喜んで頂く事
その喜びを我が喜びとして
ただ与えさせて頂く事を喜びとする
この5つの徳目は
素敵なことだと思うので
実践していきたいですね ⭐
それでは
今日も一日、皆さまにとって
良い日となりますように
ありす(*人