おはようございます
本日も
ご指名ご予約してくださった殿方様
ありがとうございます
お逢い出来る瞬間を
楽しみにお待ちしておりますので
お気をつけていらしてくださいませ
今日も皆さまのお越しを
元気にお待ちしております
久しぶりの熊野古道です
今回は
熊野速玉大社から
熊野那智大社まで歩きます
そして熊野古道歩きは
今回が最後の予定です
約 1年ちょい
もっと早く終える予定だったのに
時間がかかってしまいました
お天気の都合などもあったので
しかたがありませんね
7時59分
天王寺から
JR特急くろしおに乗ります
これを逃すと新宮行きは
12時を過ぎてしまうので
絶対乗り過ごせません
11時59分
新宮に着きます
新宮までくるのは初めてです
12時10分 出発です
先に
熊野三山の一つ
「 熊野速玉大社 」の摂社の
神倉(かみくら)神社に寄ります
12時30分
ふもとに到着
桜の花は3分咲きから
5分咲きぐらいでしょうか
熊野大神が
最初に降臨した聖地で
熊野古道中の古道といわれています
天ノ磐盾(あまのいわたて)という
険しい崖の上にあり
自然石を積み上げた
538段の石段を登りつめた
神倉山の中腹に
御神体である「 ゴトビキ岩 」があります
「 ゴトビキ 」とは
地元の方言で
ガマガエルのことなんだそうです
この石段は1193年に
源頼朝さんが寄進したそうです
最初のほうの階段は
かなり急で危険です
「 行きはよいよい帰りは怖い 」が
まさにピッタリ
今回は階段の多い旅になります
き、きつい
でも雰囲気は最高
新宮市街地の眺めは最高です
くだりは
最初の急階段を避けるため
途中から女坂と書かれてあるほうから
くだります
が
全然 女坂じゃありません
滑ったら終わる急勾配
こちらの道はダメ です
素直に石階段を降りるほうが
絶対に良いと思います
13時
熊野速玉大社に到着
境内にそびえる
樹齢千年のナギの大樹は
熊野権現の象徴として信奉あつく
古来から道中安全を祈り
この葉を懐中に納めて
お参りすることが習わしとされています
熊野牛王(ごおう)とナギの葉を
いただくことが
難行熊野詣を無事果たす
大きな支えとなりました
熊野牛王神符とは
熊野三社が発行する牛王宝印で
熊野の神使として
古来信じられている烏の
烏文字で書かれた
熊野三山(本宮・新宮・那智各大社)
特有の御神符です
カラス文字の数は
各大社によって異なります
熊野信仰の人々を
あらゆる災厄からお守り下さる
御神符なのですが
鎌倉時代にはこの神符が
「 誓約書 」ともなり
江戸時代には「 起誓文 」の
代わりとしても用いられました
これは
「 熊野権現への誓約を破ると
熊野大神の使いである烏が一羽亡くなり
本人も血を吐き地獄に堕ちる 」と
信じられてきたことが背景にあります
それで
源頼朝さんや北条政子さんの
ゆかりのある場所があったんですね
現在は本宮で執り行われる
ご婚礼の誓詞の裏に
御神符を貼布しているそうですよ
破ると
怖いですね
新宮市の指定天然記念物となっている
オガタマノキの木の名前は
神の魂を招く「 招霊(オギタマ)」に
由来しています
つづきは後日また
それでは
今日も一日、皆さまにとって
良い日となりますように
ありす(*人