りょう
37歳/T154cm/B112(F)-W92-H120
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官能小説 「奥様の秘密」~20代関東在住の奥様A子さんの秘密~第6話
2024年8月19日(月) 13:09

私「おまたせ」

彼「じゃ、いこうか」

彼は私の手を握りバーを後にした。

外は、夜風が気持ちよく、程よく酔った私の頬を風が通り過ぎた。

ネオンの光が通りすがる人達の心を抑揚掻き立てる。

私もその中の1人に過ぎなかった。

彼「ここにしようか」

彼は自然な感じで私の肩を抱き寄せ歩きHOTELの扉を開いた。

今の旦那とはHOTELに来たことが無かった私にとっては未知の体験。

私「私、HOTELに入るの初めて」

そう彼に告げると、慣れた手つきで部屋を選び、フロントに向かった。

そこはフロントの中の人が手が一つ出るか出ないかの小窓があり、そこから部屋番が刻まれた、チェーン付きの鍵を受け取った。

従業員「ごゆっくり」

そのままエレベーターに向かい部屋番のある階数を押し、静かに扉がしまった。

一つ一つ上がっていく階数の数字を眺めていると、彼は不意に唇に優しく軽くキスをした。

こんなにやさしいキスをされたのは初めてだった。

旦那とはお互い初めてだった同士もあって
AVや雑誌で見たのを真似しただけのキスしかされたことが無かった。

部屋のある階に着くと、絨毯の引かれた廊下が広がり、静かなBGMが流れていた。

部屋の前に付き鍵を開け入るととっても広い室内が広がった。

部屋の中は時計など存在せず、2人の時を邪魔するものは何も無かった。

彼は私をベッドの縁に座らせると、私の顎をそっと引き寄せキスをした。

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