ました
仮想の月見をしながら『夏と秋の区切り』につい
て思い起こしました
子供の頃、「残った手持ち花火を使い切ってしまお
う」という日があって、夕食後に外に出ます
遠くの国道からはザーという車の走行音のノイズ
が小さくずっと鳴っていて、別の方角には高架を
走る電車の音とネックレスのように連なってチラ
チラ光る車窓が見えました
夜空はたぶんスモッグのせいで今よりも星が見え
なかった気がします
次々と点火して、綺麗な火花に見とれては燃え尽
きて終わるのを繰り返して、その夏の手持ち花火
を使い切ります
私の花火大会が終った後、遠くの街の花火大会が
始まります
いくつも市を挟んだ遠くの街の花火なのですが光
に音が遅れて来ますが見えたんです
地面から花束みたいに生える花火を眺め続けて、
最後の場面
私の夜空までを昼間みたいに明るくして花火大会
は終わりました
この日を過ぎたら、秋
とても分かりやすい季節の分け目でした
今は気温も季節もずいぶん変わってきていますね
秋の夜長だけはいつでも変わらないので、取り留
めもない回想に耽りました
蒸し暑い日と肌寒い日が入れ替わり来ます
寒暖差が大きい時ほど体調に気をつけて
貴方の秋が充実した季節で過ごせますように🍁
柔らかな気温の中でのお誘い、お待ちしています💋