おはようございます。

昨日ニュースで
『詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられた』
と知りました。

国語の好きな方、本を読まれる方だったら
おそらく知らない方はいないのではないでしょうか

ただ、私は国語も好きでしたが
一番は音楽が好きで合唱部でもあったので

谷川俊太郎さんの詩を音楽にのせた合唱曲が
優しさに溢れていてとにかく大好きだったんです。

初めて衝撃を受けたのは
小学校の卒業式で歌った『じゃあね』

忘れちゃっておくれ
あの日のこと
くやしかったあの日のこと
けれどそれももう過ぎ去って
じゃあね
年をとるのはこわいけど
ぼくにはぼくの日々がある
いつか夜明けの夢のはざまで
また会うことがあるかもしれない
じゃあね
もうふり返らなくていいんだよ
さよならもきっぱりと
じゃあね　じゃあね

曲の感じは優しいけれど
『さよならよりもきっぱりと』が
結構私には衝撃で。。

大人になった今も、思い出す歌です。

そしてこれは是非
機会があれば検索して頂きたいのですが
『春に』という、高校生で歌った曲。

この気もちはなんだろう
この気もちはなんだろう
あの空の　あの青に　手をひたしたい
まだ会ったことのない　すべての人と
会ってみたい　話してみたい
あしたとあさってが　一度にくるといい
ぼくはもどかしい

地平線のかなたへと　歩き続けたい
そのくせ　この草の上で　じっとしていたい
声にならない　さけびとなって　こみあげる
この気もちはなんだろう

当時一番好きだったのは
メロディーの運び方　だったのですが

『あの空のあの青に手をひたしたい』
とか

『地平線のかなたへと歩き続きたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい』
とか

学校から社会へ飛び出していく感じだったり
この年齢になってからの気持ちだったり

どの年代にも、どんな形でも響き渡るような
そんな感じがするんです。

未だに合唱曲聴くと泣くんだよなぁ
どう言うわけか



ちなみに私の通っていた学校の校歌は
谷川俊太郎さんの作詞なんです。

沢山の詩と素敵な歌をのこして下さいました。
ご冥福をお祈りいたします。