私は炊飯器を持って、
ある田舎の山間の村に来ました。

炊飯器の中には、
栗ご飯が入っています。




その村で、
一人で暮らすおばあさんに出逢い、
そのお宅で一晩泊めてもらう事になりました。


おばあさんのあだ名は、
バブーちゃんとの事です。

バブーちゃんは、
猫を飼っていました。

小さくてとても人懐っこい
白黒の猫でした。



猫の名前は「ばびぶべぼ」ちゃんとの事でした。



バブーちゃんは私とお友達になりたい、と
言ってくれて
電話番号を書いたメモを渡してきました。

番号は謎の７桁だったので、
存在しない電話番号でした。



バブーちゃんは部屋を豆球にしたので、
私は夢の中で寝る事にしました。

でも眠れなくて、
ばびぶべぼちゃんも寄ってくるし、

いったん起きて電気をつけると、
バブーちゃんが私の栗ご飯を
一人で食べていました。



『一緒に食べようと思っていたのに…』



私はバブーちゃんとは
お友達になれずに夢から覚めました。

これが初夢なら、
ちょっとあれだなって感じです。