近所の魚屋さんで、
お刺身パックを買ってから
店内で一杯呑んでいました。

するとフッと一瞬意識が飛んだような感覚のあと、
周りを見ると
魚屋さんでブュッフェバイキングが始まっていました。



知り合いの女の子が
「全てのメニューを１食ずつコンプリートしたら
景品が貰えるらしいよ！」

と私に教えてくれました。



しかし魚屋さんが開催したとは思えない
ホテルバイキングのような量とラインナップだったので、

私は景品を貰う事よりも
ただ食事を楽しもうと思いました。



何故なら、
メニューの中に

大好きメニューの
［五目焼きそば］の大皿を見つけたからです。


女の子と、バイキング用のプレートを持って
とりあえず一周してから

私はやはり五目焼きそばの元へ行きました。


しかしさすが私の夢です。



五目焼きそばをお皿に取っている途中で、
それが急にルーローハン(魯肉飯)に変わるのです。


『いや、これはこれで好きだけども…』


テーブルに座ると
目の前に知らない男性が座り、

「京都へ行かなくていいの？」

と私に聞きました。



『そうだ、新幹線の切符を買ったんだ』


私はその時、オーバーオールを着ていて
胸ポケットを確認すると
京都行きの切符が入っていました。


もう出発の時間までギリギリです。


私は魯肉飯を残して、
荷物を持って駅に向かいました。



しかし、これまたさすが私の夢なので
当然駅には辿り着けないのです。

エスカレーターに乗ったり、
崖を登ったり降りたり、
色んな街ゆく人に助けを求めますが

駅の場所が分からないのです。



というか普通に考えれば
博多駅に向かう設定でしょうに、

夢の中の私は走って京都駅を探しているのです。



夢のシナリオは
無茶苦茶なものであります。


私は何度もこけたり
ひっくり返ったりして、

切符やニモカやファイルに入れていた書類を
ぶち撒けます。



『あぁ…間に合わない』


絶望感の中、夢から醒めました。



起きたら
謎に冷房がついていましたが、

夢の中でいっぱい走ったせいか
そんなに寒くありませんでした。



年内中に
魯肉飯を食べようそうしよう。