福袋ではなくて福箱ならあります。

　寿という金と銀の字が色々な角度で書いてある真っ白い包装紙に包まれた長方形の箱を小田原の百貨店前のワゴンで買って、母方の祖母の家に走って戻りました。親戚の伯父さん・叔母さん・お兄さん達は酔っていたからか、口々に「ふうたんは足が速いなぁ」や「お洒落な物を買って来たもんだね」や「さぁ、開けてごらんよ」と言いました。

　出てきたのはネクタイ・ピン。一番年上の伯父さんがいたずら半分に父のネクタイに付けたら何とピッタリw⁠(⁠°⁠ｏ⁠°⁠)⁠w一同は拍手喝采！「自分より父親に似合う物を引き当てるなんて」「300円だろ、大したものだねぇ」と私の事を親孝行の買い物上手だと褒めたので、偶然とはいえ嬉しかったです。

　福袋を買わないのは、この思い出が崩れるのが怖いからかも知れません。

　写真は、縁起の良い物を選ぼうと今年に因んで白蛇にしようとしたのですが見付からず、白い生き物の中からダイオウイカにしました。上野で開かれた深海展より。

　皆さんの大きな夢が叶う一年でありますように꒰⁠⑅⁠ᵕ⁠༚⁠ᵕ⁠꒱⁠˖⁠