みたいな話を友達としていました
山は登れば登るほど
人はいつの間にか結果に囚われて
遊びや、好きだったことが
義務や仕事に変わってしまう……
山頂という名の
結果へ向かうための過程を
楽しめなくなってしまうんだよね
結果のためにできる努力は
結果無しでは生きていけないし
結果が出なかった時に
その努力は全て無駄と
見なされてしまう
だけど、人生を豊かにするのは
決まって
その『無駄』なんだと思う
結果は過程の先にある
ただの”オマケ”である
という精神があるからこそ
上り詰めた山の吹雪の中でも
こんなこともあるよね！って笑って
一歩一歩進み続けられるんだよ
「楽しい」は
寄り道したり、
どっかで油を売ってしまったりして
進みとしてはとても遅いけれど
上り詰めた先にある
もう結果の出せない様な
険しい環境に行ってからこそ
効果を発揮する
バリアの魔法の様に私達を助けてくれる
自分はそれに助けられたし
それを愛した時に
生きたいと初めて思えたんだよね
「楽しい」は
人の使える唯一の魔法だよ
