精神科救急病棟での勤務時代のネタいきます。

今回の患者さんは。

「経血で壁に落書き奴」

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お名前：Iさん
診断名：統合失調症
主症状：幻聴、妄想、独語、生理によりこれらが劇的に悪化する
年齢：４０代
家族構成：養父とふたり　養父と肉体関係あり



Iさんは特に恋愛に関しての妄想が非常に活発な方でした。
養父とのいかれた関係性も根底にあったのでしょう。
性的に逸脱した言動も多く聞かれました。

女性患者にも看護師にも主治医の男性医師にも
「ちょっとわたしのアソコ舐めてくれへん？」など
ご挨拶のひとつでした。


Iさんの主治医はH先生。
このH先生のことを、良ければ頭の片隅に置いておいてください。
りょうはこの２年後、H先生に絞首攻撃を受けました。
そのお話については、また別の日記で取り上げます。


でででで、IさんはH先生に対しても恋愛妄想が活発だったのです。
当然と言えば当然。
精神科患者が主治医に依存するのはデフォですから。

主治医はH先生、担当看護師はわたくし。

生理で調子を崩して裸体になったり、経血に混じったコアグラを
看護師に塗り付けたり、
本当にIさんの生理期間はスタッフ全員かなり手を焼いていました。

生理が来るたびに保護室行きです。そして隔離です。


主治医のH先生とともに、Iさんの診察に付き添いました。
「H先生に性的なことをされた！」などの狂言を回避するため
保護室入室中の女性患者の診察は
基本的に看護師も立ち会います。

しかし絶不調のIさんには、H先生とりょうが
同伴出勤してきたと妄想した様子で
その日の診察はまったく診察として成り立っていませんでした。


昼食の配膳にIさんの保護室に行くと
Iさんは
自身の経血で
保護室の壁にこう書いていました。


「〇〇病院〇〇病棟のヤリマン看護師〇ね！！」

りょうの名前も書かれてましたからね。
経血で悪口を壁に書かれるなんて
ほとんどの人間が一生経験することないやろなあ。


以上っ！！



X（旧ついった）　＠Ryo-droid

〇〇病院〇〇病棟の聖母マリアりょう様